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海やプールで髪がパサパサになるのは何故?(。´・ω・)?
2017.8.27
乾燥

夏は海やプールに遊びに行く方も多いと思います。

海水浴やプールで遊んだ後って、髪の毛がパサパサ・

ゴワゴワ・キシキシに傷んでしまったという経験を

お持ちの方も多いと思います。今回は海やプールで

髪が傷む原因と対策をお伝えします。

••• 海水で髪が傷む原因 •••

海水には・塩化ナトリウム 80%弱

・塩化マグネシウム 10%弱

・硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、塩化カリウムが

10%弱が含まれており、そのうちの

塩化マグネシウムが髪の主成分であるケラチンを

固めてしまい髪がきしむ原因になります。

海水がついたまま放置したり、洗髪しても髪に

残っているとケラチンが髪から流出し傷む原因

になります。

硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムには硫酸が含まれて

いるので髪への負担も大きくなり切れ毛を引き起こす

原因になります。

大量の紫外線によりキューティクルが剥がれている上に

海水には不純物が多いため、それらが髪に付着したまま

髪同士がこすれると、摩擦によりキューティクルが

さらに剥がれてしまいます。

海水に含まれるプランクトンや雑菌が髪に残ると

頭皮や毛穴で繁殖してしまい、頭皮の酸化が起こり

切れ毛・抜け毛の原因となります。

••• 海水から髪を守るには •••

海に入るときは、シリコン製の帽子をかぶるなど、

髪をできるだけ海水につけない工夫をしておきましょう。

また、洗い流さないタイプのトリートメントで

保護膜を作るのも予防としては有効です。

海水に髪がついてしまったらできるだけ早く髪から

塩分を取り除きましょう。

海水の8割を占める塩化ナトリウム、いわゆる塩が髪に

付着すると、髪のパサつきや乾燥の原因となります。

海水の塩分濃度は約3·5%に対し、人の身体の体液の

塩分濃度は約0·9%です。そのため髪だけ塩分濃度が

異常に高くなり、それを一定にしようという体の働きが

起こります。結果として、髪についた塩分を取り除く為

髪は水分を外に出して濃度調整をするので

髪が乾燥してしまうのです。

海に行った後はできるだけ早く髪についた塩分を洗い

流すことが大切です。

きちんとケアして海水から髪を守りましょう。

••• プールで髪が傷む原因 •••

定期的にプールに通うようになると、

「プールの塩素って髪に良くないのでは?」

気になりますよね。たま~にプールに入るならまだしも

運動のために週に2~3回、頻繁に通うようになると、

段々と髪質が悪くなってくるような気がします。

市営プールなど出た後にシャンプーや石鹸を使えない

施設の場合は、シャワーで流すだけでは塩素が完璧に

落ちていないような気もしますよね。

個人差はありますが、頻繁にプールに入っていると

髪の毛が塩素により脱色されて段々茶髪になってきます。

塩素に漂白作用があるからです。白髪染めなど髪の毛を

染めていても退色が早くなってしまいます。

••• 塩素から髪を守るには •••

しっかりと塩素から髪の毛をケアしていれ

痛みや脱色を抑えることができます。

なるべく髪の毛をプールの塩素で濡らさないようにします。

髪の毛が乾いた状態でキャップをかぶると

キャップの中に入ってくるのはプールの塩素の強い水に

なってしまいます。

あらかじめシャワーで髪の毛を濡らしてから

キャップを被るようにします。

その方がむしろプールの水の浸入を抑えられます。

キャップはメッシュタイプとシリコンタイプの

両方を使うのがお勧めです。

1、シャワーの水でしっかりと髪の毛を濡らす

2、メッシュタイプのキャップを被る

3、ゴーグルをつける

4、その上から、更にシリコンタイプのキャップを被る。

耳までしっかり覆うように被ります。

また、髪を保護するために髪を濡らした後に洗い流さない

タイプのトリートメントを髪に付けておくのも効果的です。

プールによってはヘアケア剤を付けることが禁止されている

場合もあるので、その時は無理ですが・・・。その場合は

とにかくキャップをしっかり被ることを心がけて下さい。

プールから出た後のケア

シャンプーが使えない場合は、とにかくシャワーで

しっかりと洗い流します。何よりこれが一番大事です。

家に帰ってからお風呂で改めてシャンプーと

トリートメントをしましょう。プールに入った日は

しっかりとトリートメントをするのがお勧めです。

プールから出た後のケアをしっかりすれば

かなり髪へのダメージが軽減されますよ。

髪の毛のためにもからしっかりとケアをして、塩素による

髪の毛のダメージをなるべく減らすようにしましょう。

 

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