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なぜ髪が乾燥しやすいのか?
2016.11.10
乾燥

だいぶ乾燥する季節になってきましたね。顔も髪もパサパサ。お手入れが大変になるときですね。

今回は前回のブログの静電気から乾燥について書いていきたいと思います。

髪がパサパサになったり乾燥するのは髪のキューティクルがめくれたり、はがれてしまっているのが

大きな原因です。

ここでキューティクルの説明をしますね。乾燥を語るにはキューティクルのことを知っておいてくださいね

キューティクルとは、髪の表面を覆っている部分で根元から毛先に向かってうろこ状に重なり合い、一枚の細胞は非常に薄く、通常6~8枚が密着した層になってます。

キューティクルの表面には18MEAと呼ばれる脂質が存在します。これは身体から排出される天然の油分です。

この脂質はミンクの毛にもある成分で、髪を艶やかにし指通りを良くする役割があります。

外部からの刺激から毛の内部を守り、タンパク質や水分が失われないように働く作用があり

髪につやだすためにはこのキューティクルがかなり重要になってきます。

健康な毛髪とはキューティクル(うろこ)が密に重なり合い綺麗に整っていて、必要な水分やタンパク質がぬけていない状態のことをいいます。

傷んだ毛髪とはキューティクル(うろこ)が剥がれ落ちていて必要な水分やタンパク質なぬけてる状態です。

このキューティクル(うろこ)の重なり方で髪質も変わり硬い毛の方はうろこが10枚程度重なり合っていて髪が痛みにくく、薬品の入りも悪いので

パーマがかかりにくかったり、カラーの染まりが悪かったりするのが特徴です。

この逆で軟らかい毛の方はうろこが3枚程度の重なりなので、薬品が入りやすくてパーマがかかりやすく、カラーも染まりやすくて必要以上に明るくなりやすいのが特徴です

このキューティクル(うろこ)に刺激が加わり続けるとキューティクル(うろこ)が破壊され髪内部のタンパク質や水分を保護できなくなって髪質が

パサパサ・ゴワゴワで乾燥して切れ毛・枝毛になりどんどん乾燥し、髪のダメージが進んでいきます。

髪の毛は肌のように生きている細胞ではないので再生する能力は持っていません。

だから一度傷めると自然に治ることがない・・・と覚えておいてくださいね

 

キューティクル(うろこ)の再生はできなくてもそれ以上に傷めないように修復することができます。

トリートメントには髪から流れでた補う役割があり、ドライヤーを上手く使うことで開いてるキューティクルを

整えることができます。根元から毛先に向かってドライヤーの風(熱風)をあて、8~9割乾かしてそのあと冷風で乾かすとキューティクルが

きれいにとじてサラサラで艶がでます。

それでもぱさつきが気になる方はヘアクリーム・ヘアオイルなどつけて髪の毛を保護して下さいね。

 

では、次回は頭皮の痒みについての説明をします。オーナーの松本綾でした

 

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